民事信託された不動産の固定資産税は誰が払う?

Q.民事信託された不動産の固定資産税は誰がどのようにして払うのですか?

A.固定資産税は、登記名義人に送られます。

ですので、信託された不動産の登記名義人は受託者となるので受託者宛に納付書が送られてきます。
実際課税されているのは真の所有者たる受益者ですので、受託者が自身の財産から支払う必要はなく信託財産の中から支払います。
収益不動産以外の不動産を信託財産とする場合は、現金も同時に信託しておく必要があるでしょう。

この記事を書いた人佐伯知哉(さえきともや)司法書士紹介ページ

司法書士法人さえき事務所の代表司法書士。
主に相続関係の手続き、相続の生前対策(遺言・家族信託など)、不動産の登記、会社法人の登記を中心に業務を行っております。今後はさらに遺産相続問題に先進的に取り組む事務所を目指しています。

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